1 、2、3月の特訓特別講座②・・・小学6年生(中学校の勉強の予習を始めましょう)
2. 文字と式
Ⅰ節 文字を使った式の表し方
① 1冊70円の鉛筆を買う時の代金は 70×(鉛筆の本数) となるから、X冊買うときの代金は (70×X)円
② 文字を使った式の表し方 積の表し方
❶ 文字の混じった乗法では、記号×をはぶく。例 a×b=ab
注意 1×a= a (✖1a) (-1)×a= -a (✖-1a)と表す。
❷ 文字と数との積では、数を前に書く。例 c×6=6c
❸ 同じ文字の積は、累乗の指数を使って表す。例 d×d×d=d3
❹ 文字の混じった除法では、記号÷を使わずに、分数の形で表す。 例 a÷5= $\frac{a}{5}$
( b-c)÷7= $\frac{b-c}{7}$ $\frac{3c}{5}$ = $\frac{3}{5}$ c
➎ 半径r cmの円の円周の長さは L=2πr 面積は S= πr2
❻ 代入と式の値 b=-4のとき、 4+3b= 4+3×(-4)= 4-12= -8
Ⅱ節 文字式の計算
❶ 項と係数
例 2+5a-6cという式で、2 +5a -6c のそれぞれを 項 という。
例 文字を含む項の数字の部分を係数という。 +5a →係数は +5 -6a →係数は-6
例 2+5a-6c の項のうち、 +5a -6c のように、文字が1つだけの項を1次の項といい、
1次の項だけか、または1次の項と数の和で表すことが出来る式を 1次式という。
❷ 1次式の計算
例 4a+9a= (4+9) a= 13a 6b+8-3b-5= 6b-3b+8-5= (6-3)b+8-5= 3b+3
例 (2a+7)-(7a-6)= (2a+7)+(-7a+6)= 2a+7-7a+6= 2a-7a+7+6= -5a+13
例 3c×9=21c (-d) ×6= (-1)×d×6=(-1)×6×d= -6d
例 4a÷2=4a×$\frac{1}{2}$ = 2a $\frac{2}{5}$b÷4= $\frac{2}{5}$b×$\frac{1}{4}$= $\frac{1}{10}$b
例 3(2a+7)= 3×2a+3×7= 6a+21 (7a-6)×(-4)=7a×(-4)+(-6)×(-4)=-28a+24
例 (9b+12)÷3=9d×$\frac{1}{3}$ 12×$\frac{1}{3}=3b+4
例 4a+3 × 14 = 2(4a+3)=8a+6
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Ⅲ節 文字式の利用
❶ 数量の表し方
整数の表し方 nを整数とすると、 偶数=2の倍数= 2n 奇数= 2n-1
3の倍数= 3n 4の倍数= 4n 5の倍数= 5n ・・・
❷ 等式・不等式
等式 不等式
7a+6 = 48 7a+6 < 48
左辺 (両辺) 右辺 左辺 (両辺) 右辺
❸ 数の大小の表し方
aはbより大きい a>b
aはbより小さい a<b ( aはb未満である a>b )
aはb以上である a≧b
aはb以下である a≦b
講習期間 : 2/1(水)~2/28(月)
通 塾 日 : 期間中、日時・曜日8回分を自由に選択することができます。
講習回数 : 8回 (日曜日はお休みです。)
指導時間 : 4:30~6:00 ( 90分の指導をします。開始時間の変更は可能です。)
講 習 料 : 8,000円( テキスト代を含みます。 )